そのコンサートを主催していたのが、今回のDVD作品の制作者でもある澤野工房さんでした。
大阪・東京で開催されたコンサートのほか、この作品のための演奏が収録され、この9月に発売となりました。

大阪・通天閣で撮影された作品は
独自の雰囲気と緊張感に溢れています。
そんな中、リーダーのベース・北川潔さん
率いるトリオの演奏が繰り広げられます。
ピアノはKenny Barron (p), もちろんドラムは Brian Blade(ds)。
実は、Brianが本格的に弊社のキットを使用するのはこのときが初めて。
彼のチョイスはCANOPUSのRFMシリーズ シルバースパークルの12x15BD,8x12TT,13x14FT。彼は演奏する音楽のスタイルや自分の感覚によって、頻繁にセットの構成を
変えているようです。
あらゆるスタイルのミュージシャンと共演を重ねた結果、
辿り着いた結論かもしれません。
ちなみに今年2006年の来日時には
CANOPUSのRFMシリーズ ブラックラッカーの15x22BD,9x13TT,13x14FT。
スネアはザ・メイプルの6 1/2x14。このときはビル・フリーゼルとの共演でした。
Brian Bladeの凄さのひとつは、どんなに手数が多くなろうともうるさく聞こえないところではないでしょうか。
これはElvin JonesやTonny Williamsとも共通する点です。
常に音楽的に、音楽の流れを意識してプレイしている印象があります。
話は横道に逸れますが、Brian Bladeのことをあまり良く知らない人から「Brian Bladeってどんなドラマー?」とたずねられたとき、こう答えるようにしています。
「Brian Bladeを観る機会があるなら、絶対に行った方がいいよ。彼は必ず伝説になる人だから・・・」
15,6年前に同じようなことを口にしたことがあります。
NYに出かける予定の友人からの電話でした。
「NYに行ったらバスケットの試合を見に行こうって言われてるんだけど?」「ニックスとどこ?」
「シカゴなんとかって言ってたかなぁー?」
「Chicagoの23番は間違いなく伝説になるから絶対、見に行ったほうがいい。
マジソンで伝説を直接目の当たりにすることができるんだから」
NYから帰国した彼が、Chicagoの23番こと、Michael Jordanの大ファンになっていたことは言うまでもありません。
ミュージシャンとアスリートを単純に比べることはできませんが、同じようなパワーを感じるんです。
伝説のドラマーとなる予定のBrian Bladeが見られる映像作品は非常に少なく、
オフィシャルなものはJoni Mitchelの作品くらいしか思いつきません。
Wayne Shorter,Herbie Hancockといった大物がBrianのスケジュールを奪い合ってるなんていう話も
あながち大げさではないのかもしれません。
澤野工房さんはヨーロピアンジャズを中心に様々な作品の制作・販売をしています。
どれもJazzと真摯に向き合った、丁寧な作品ばかりです。
同様にこのトリオのリーダー、北川潔さんもNYを拠点に真剣にJazzと向き合っている素晴らしいベーシストですし、
Kenny Barronにいたっては言うまでもないでしょう。
この3人が紡ぎだすサウンドが悪いはずがありません。
ぜひ、ご覧になっていただきたい作品と考え、紹介させていただきました。
LIVE AT TSUTENKAKUキヨシ・キタガワ・トリオ
1.I Mean You
2.You Don't Know What Love is
3.Ornithorgy
4.Body and Soul
5.Softly,as in a Morninng sunrise
6.Blue Monk
7.Bass Solo
■¥3,800(税込み)

お買い求めは
→こちら澤野工房WEBSHOPから

